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乳幼児に取り入れよう! ボール遊びの効果と遊びのヒント

乳幼児に取り入れよう! ボール遊びの効果と遊びのヒント

丸くて柔らかくころころ転がるボールを使った遊びは、子どもが小さいうちから興味を持ちやすく幼児に人気の遊びです。ボール遊びは単に遊びとしてだけでなく、子どもの発育にとっても大きな効果があるのをご存知でしょうか。
乳幼児期からボール遊びをよく取り入れているお子さんは、そうでないお子さんに比べて、自然とさまざまな能力が養われているといいます。そこで今回は、ボール遊びを通して得られる効果と、乳幼児におすすめのボール遊びを紹介いたします。

ボール遊びの効果とは?

運動機能を高められる

転がす、投げる、蹴る、捕る、打つなどいろいろな動作を伴うため、子どもの多様な動きを引き出すことがでるボール遊び。
手や腕、脚などを使ってボールに触れる際に、身体全体でバランスをとったり、より遠くへ、より早くボールを投げたりするなかで、身体全体の筋肉をコントロールする力が養われます。

反射神経や瞬発力が身に付く

ボール遊びでは、ボールの動きに合わせてすばやく体を動かす必要があるため、反射神経が身に付きます。また、ボールを投げたり蹴ったりする動作は身体のバネを使うため、瞬発力も必要となります。
反射神経や瞬発力は本格的なスポーツを行う際に役立ちますが、普段の生活においても転倒や事故による怪我防止にも必要なものです。

空間認識能力を育てられる

ボールを相手のいる場所に向かって投げたり、転がってくるボールのタイミングや位置を予測して受け止めたりすることで、ボールとの距離感覚や方向感覚、スピード感覚を養うことができ、空間認識能力を育てることができます。

体力・持久力が付く

ボールを投げたり、蹴ったり、追いかけたりを夢中になって続けているうちに、自然と運動量が増えるので、体力や持久力を伸ばすことができます。

乳幼児におすすめのボール遊び

<1~2歳>
室内でのボール遊びは、一人座りができるようになる頃から始められます。
手で掴むことができる布製の柔らかいボールを使って、お子さんの前にやさしく転がしてみましょう。次第に、親子で転がしあったり投げ合ったりするようになるなかで、ボール遊びの楽しさを実感させていきましょう。慣れてきたら、少しずつお子さんの正面からずらした位置にボールを転がすようにすると、上半身のバランスや体幹が少しずつ鍛えられるようになるでしょう。
歩けるようになったら、ボールを蹴るように促しましょう。蹴ったボールを追いかけるうちに、自然と歩く量が増え体力もめきめきと養っていくことができます。

<2~3歳>
ペットボトルを数本立ててボーリングをしたり、段ボールやかごに投げ入れる玉入れなど、標的にめがけてボールを転がしたり投げたりする遊びを取り入れていきましょう。標的までの距離を長くしたり、ボールの大きさを変えたりすることで、難易度を調整することができます。数回チャレンジすれば達成できる難易度を意識し、達成感を味あわせてあげることが大切です。
また、屋外でのボール遊びも積極的に取り入れていきましょう。お子さんが両手で抱えられる程度のゴムボールを与え、広めの公園でボール蹴りをしながら散策するのがおすすめです。パス練習などトレーニングとしてではなく、子どもの好きな場所に向かわせるようにします。慣れてきたら、ボールが緩く転がる高低差のある場所で行うとボールの動きに緩急が出て楽しめるでしょう。

<4~5歳>
4~5歳になったら、ボールを使うさまざまな身体の動きを体験させるようにしましょう。
・ボールを高く上げてキャッチ
・ボールを高く上げてキャッチする前に手を叩く
・ボールを高く上げてキャッチする前にその場でターンする
・バウンドさせたボールをキャッチする
・バウンドするボールにタイミングを合わせてまたぐ
・バウンドするボールを足で踏んで動きを止める
・足を広げ足の間から後方にボールを転がしてパス
・静止、または転がるボールをペットボトルや新聞紙を丸めたバットで打つ

ボール遊びの効果と、乳幼児におすすめのボール遊びのヒントを紹介いたしました。成長に合わせて、弾みやすいものや小さめのボールなどさまざまな大きさや硬さのものを与えていくとよいでしょう。
ボール遊びを通して、親子で楽しみながら子どもの能力を成長させてあげたいものですね。

【ばとうばし幼稚園】
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